絵について

太田宏介氏のニシキゴイ

アート好きである当方が、今回採用させて頂きました絵は、太宰府市在住であり、既に全国的に活躍されております太田宏介さんのニシキゴイになります。

ニシキゴイは、今では世界中より日本に買い付けに来られるくらい人気となりましたが、そこには美しさだけではない、縁起の良さから重宝されている理由がございます。
中国では、3千5百年以上も前の話で、黄河に竜門を遡った鯉が昇天し、龍になったという伝説があります。この伝説を基に後漢の終わりころ出世する関門の事を登竜門と呼ぶようになったと云われており、鯉は縁起の良い魚となったそうです。登竜門伝説とは、つまり鯉が龍になるという話であり、鯉の髭は、龍の髭とも云われております。
鯉には、「庶民が成功者の位置まで駆け上がれる」といった云われがあります。
太宰府天満宮のニシキゴイを見て描いたこのアートは、これから合格に向けて挑戦される方に最適な縁起物となります。

太田宏介氏

1981年6月6日宮崎県生まれ。
自閉症の生涯を持つが92年に松沢造形教室、00年「工房まる」との出会いにより本格的に絵画の道へ。
12年、宏介氏の兄、太田信介氏が弟とともに絵画と仕事を通じて一緒に生きていく決意し、宏介氏を中心に障がいを持ちながら、絵画を描くアーティストを対象とした絵画を販売・レンタルを促進する事業、「絵届け問屋kousuke」を開業する。
常識にとらわれない色彩と明るい作風で福岡を中心に毎年個展を開催している。
17年には24時間テレビの巨大ペットボトルアートの原画も担当するなど精力的に活動中。

太田宏介氏

文字について

宮﨑奈津子氏の文字

商品名の墨字に関しては、書道会に貢献され、内閣総理大臣賞を受賞された宮﨑奈津子さんにお願いしました。
文字には力が宿りますので、絵に負けない思いの籠った筆を取って頂きました。



宮﨑 奈津子氏

1990年、福岡県生まれ。9歳より筆を持ち、中学校卒業まで習字教室に通う。高校では太宰府高校芸術科において書道を専攻し、高校、大学在学中に数々の展覧会において賞を受賞。
現在では、ロゴなどの筆文字制作の他、企業への出張講座や単発セミナーなど、デジタル化が進む中手書きできれいに書きたいと思っている人へ、手書き文字の指導をするなど活動中。

<主な実績>
・第23回高円宮杯日本武道館書写書道大展覧会 内閣総理大臣賞受賞
・第27回全日本学生選抜書展 中国大使館賞
・第47回全日本書初め大展覧会 審査委員長奨励賞
・俳優の手の吹き替え、書物の制作
《資格》 文部科学省後援 硬筆・毛筆書写技能検定 2級合格
《筆文字制作》 店舗ロゴ、題字、名刺等
《筆耕》 宛名書き等